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市場が株安の中、13日連続ストップ高銘柄が存在

8,000円近辺にとどまっていた東京株式市場の日経平均株価は、今週から下げ続け、ついに20日、7,500円を下回って週末を迎えることになった。

 世界金融危機の影響による国内市場の先行き不透明感は相変わらず続いているが、この下落相場の中、20日までに13日間連続ストップ高を続けている企業がある。それが金融情報提供を主な事業とするフィスコだ。

 東京都千代田区に拠点を置く同社は、1995年の設立以来、株式や金融市場に関する情報提供と分析を得意としてきた。インターネットを通じた投資情報提供サービス分野で成功し、06年6月にはヘラクレスで株式を公開したが、上場直後の中間決算が振るわず、その後も低迷を続けてきた。

 しかし今月に入り、同社株は突如、急上昇をはじめる。10,000円付近で推移していた株価は13日連続でストップ高を続け、57,000円まで上昇。約6倍にも増幅している。08年12月期は7億円近くまで赤字幅が拡大した同社だがなぜ株価がここにきて上昇しているのだろうか。

 経済情報サービスのブルームバーグによると、フィスコの急騰相場の主役は東京都港区在住の男性会社員チョウ・ヒジュン氏(43)だ。ヒジュン氏はもともとフィスコの大株主だったが、同社株式を買い増し、発行済み株式の11.46%まで追加取得していることが19日に判明した。「フィスコは無限大に成長する可能性のある会社だと思っている」と話した同氏は、大量保有報告書の保有目的に株式の取得を「経営参加目的」として説明している。

 大株主による突然の株式の買い増しに対し、フィスコ側は何も関知していないようだが、ヒジュン氏が買収目的で株を買い増しし、その動きに少数の個人投資家も便乗した結果、13日連続ストップ高となったようだ。


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